ママ振りコーデ依頼の全貌①

最近、お母様が着ていた振袖を現代の小物でコーディネイトする

いわゆる「ママ振りコーデ」のご相談を受けることが増えています。


毎年、1組ぐらいのご依頼を頂くのですが、

今年も6月初旬に、お母様のMさんご相談をいただきました。

「私が着た振袖を娘にきてもらいたい!!

でも、正直、娘は似合わないから嫌がってるんです。

どうなのか、みて頂きたいです。」と・・・


6月初旬に振袖をもって親子で持ってきてくださいました。

その振袖がこちら


紫色に牡丹や菊・紅葉・梅など描かれた豪華な振袖でしたよ👘


当時、流行っていたのかもしれませんね! 昭和の良き時代によくお見かけする雰囲気。

今の振袖とは、確かに違います。。


「帯は好きなんだけど、この着物は似合わないんです。。」と娘Nちゃん!


やめたほうがいいですよって、言ってほしそうな雰囲気なんです💦


事前に、Nちゃんが理想とする振袖の写真を送っていただいていました。

それが、こちら

清楚優しい雰囲気の振袖姿を思い描いているみたい(^^♪

確かに、こちらのほうがNちゃんにお似合いになりそう!!


でもでも、お母様の気持ちも分かるんです。


Nちゃんも、十分にわかってるんです!!


私の本音・・・

「この振袖の色はどちらかというと、似合う色ではない。。

振袖と帯の組み合わせもむつかしい。。💦

でも、聞くと友人からのお薦めがあり、ぜひ私に相談に・・・とわざわざきてくれているし💦

どうにかいい形で、お手伝いしてあげたい。。」

そんな気持ちでした💦💦


「Nちゃんにとっては、人生で一度きりの成人式だから、好きなの着たいよねー!

でも、お母さんにとっては、お母さんが選んであげられる最後のイベントが、成人式。

この先は、Nちゃん自身が好きなように選んでいけるんだよー。」


そんなことしか、言えませんでした。。


少し重い空気が流れる中、 

まずは、教室にある在庫で、小物を変えるだけでこんだけ雰囲気は変わるよ!

ってお伝えしたくて合わせてみました。 (ここでは、似合うとかは気にしてません)


半衿を2種類 帯揚げ帯締めも黒にかえてみました。
すると
「目から鱗!! こんなに変わるんですねー」って。


初日はここまで‼️

帰ってから、親子会議が開かれたそうです。。
沢山話し合った結果。。
娘さんが大人だったそうです😊

「お母さんの振袖を着ることになりました」とご報告いただきました。

さー!
ここからが私の本格的な出番です!!
どんな形になったかは、この次回に。。


kimonoうめこ

鹿児島にて、日常の生活の中で着物を楽しむためのお手伝いしています。 着付け教室をはじめ、着付けサービス、スタイリング、レンタルなど、 貴方の「きものを着てみたい」気持ちを大切に、それを叶えるためにお手伝いいたします。 ワードローブのひとつに「きもの」を加えて、新たな楽しみを味わってみませんか

0コメント

  • 1000 / 1000